コスモスゆれる
くりはま花の国
1997/9/21号より
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地元だからって… 見逃せないぞ!

 この秋はコスモスを求めて「くりはま花の国」へ。
 そこは緑に囲まれた別天地、山間の地にゆれる100万本のコスモスを楽しみながら、ゆっくりの散策がおすすめです。お年寄りやお子様づれなら、手近に乗れる「フラワートレイン」もなるほど便利。また、「冒険ランド」でチャレンジャーになったり、秋の1日を楽しくね。

気がつけば秋
コスモスが100万本

 「お早うございます」と駐車場入口で声をかけられ、600円払う。コスモス園のオープン(9月13日)に合わせて、さまざまな関係者が人々を迎え入れる準備に追われている。「きれいに咲いて…」と、コスモスの手入れにも力が入っているようだ。見頃は9月下旬辺りとのこと。
 ゆっくりとやや上り坂の散策路を歩く。山に囲まれたこの地形は、一気に自然の中に心を開放する。蝶が横切る。秋口なのに蝉しぐれが覆いつくす。
 途中、右手の山際に花を持つ木が何種かあった。クサギのピンクは名に似合わず、とてもおしゃれな花だ。クズの花も良い香りを放っている。すぐに葛切りなど美味しい話で盛りあがってきた。ハギも相変わらずの風情をさそう。
 コスモス園の上部へ着いた。デッキから一面に咲く花を眺められる。風が吹くときっと花々が波立つだろう。
 そこで超シンプルなコスモスのお勉強を。
●ピコティ↓白い花びらに紅のふちどりなど
●ベルサイユ↓濃い紅の花、中心部はもっと濃い
●イエローガーデン↓黄花


絵本の中にさまよいこんだよう
フラワートレイン


フラワートレインに乗ったら、童心がよみがえってきそうです。
試運転も慎重です

 花の国徹底研究隊スタッフ3人だが、きびしい残暑にめげ始めた。足どりが重くなる。キメのセリフ、「お昼どこで?」で、断線した思考回路が回復したのは嬉しいことだ。
 気がつくと下り坂になっている前方に海が見え、ちょうどフェリーが通った。と、その時、ポッポッポッと音がして、“オモチャちっく”な汽車がやってきた。そう、この「フラワートレイン(仮名)」は、今の私たちのように疲れた人やお年寄りなどがここを満喫できればと、9月13日より開通する。今は関係者の慎重な試運転なのだ。この汽車型バスは3輌編成で乗車1回は100円。コスモス園側とハーブ園入口広場まで散策路を走ることになる。いわば「花から花へ号」だ。
 さて、県木の広場へ立ち寄ってみた。木の位が高いからという「イチイ」という岐阜県の木を初めて見た。


ハーブあれこれ
ガーデニングもお食事も
お洒落にとり入れたい


おいしい〜 ロマンチック〜 おしゃれ〜

 そのままハーブグッズのショップへ直行する。ソープ、入浴剤、エッセンシャルオイル、ティーなど、ハーブ関連グッズが相当揃っていて、結構楽しめる。鉢植え用の苗もある。その先のハーブレストランへは足どりも軽やかに。
 案内を受け窓辺に着席する。見慣れている久里浜の海が、高台からだと違ったものに見える。とてもロマンチックな雰囲気だ。「ねェ、今度誰と来る?」言葉だけでも楽しいじゃない。
 ランチの1800円はとても楽しめた。ハーブ入りのお肉やパンなど、バラエティーがある。(逆コースの場合は和食レストランがコスモス園側にある)。食後のハイビスカスティーやレモンバーベナも、清涼感がありお洒落っぽ〜い。
 「さぁて、と」と再び立ち上がる。ハーブ園入園は500円。しっかりした木の階段を下り、ハーブ畑を見て歩く。観賞用の花ではないので地味系だが、その香りはそれぞれの個性を持っている。家庭で香りのある生活を定着させるなら、少しの勉強が必要かも知れない。


冒険ランドは
大人心をそそのかす


大人もたまには楽しいよ

 あっ忘れてた!と冒険ランドに行ってみた。小さな子供ならさぞ楽しいだろう冒険的遊具が草地の斜面に堂々とできている。「なにしろ暑いのよ、今日は」と逃げ腰になる気持ちは分かるけど、チャレンジしないと記事書けないよ〜とけしかける。草地を登り、ネットを渡り「風のすべり台」とやらへ。「足をのばして下さい」の注意書き通り、ウン10年ぶりのすべり台に座った。コロコロコロ…、ローラーがまるでドミノ倒しのように体重を感知して廻り始めた。
 ウワァー早い! 前の人に激突してはマズイと、必死で手をブレーキ替わりにしたら、体だけがころがっていく。手はまさつで火を噴くかと思った。お尻もこれでは熱すぎる。あっという間に着地したが、すべり台って、どうやらクツの外側をブレーキにするらしい。知らなかった。3人とも。終ってから余りの刺激に笑いが止まらずだった。お尻がローラーでもまれ、エステ効果があったと笑い、これならお腹もやりたいとさわいだりした。(後日、お尻の皮がむけてしまったというスタッフがいた。本当の話)


冒険ランドでは
ファミリーが1日中遊べます


 ともあれ、花がいっぱい秋がいっぱいの、くりはま花の国は、今が旬。どうぞファミリーで、恋人同士でと、組み合わせいろいろでお楽しみ下さいね。
(取材・1997/9月初旬)



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