ROUTE134
(隼 志朗)

◆ナイスショット

 先月1年振りにゴルフに行ってきた。最近ゴルフと言えば決まって千葉である。千葉にはゴルフ場はたくさんあって、比較的安く、フェリーで行けば横須賀からは近い。
 ということで、今回も千葉。久里浜のフェリー乗り場はゴルファーばかり、平日の1便から4便はゴルファー以外の乗客を捜すのは難しい。東京湾フェリーはアマチュアゴルファーでもっていると言ってもいいくらいだ。金谷港からクラブバスに乗り40分でクラブハウスに到着。バスの中は遠足気分。「今日は90台でまわるぞ」とか「ニアピン賞はもらった」とか、みんな勝手なことを言って盛り上がっている。(帰りのバスはみんな疲れて静かなものだ。)
 さて、日本のゴルフ人口はバブルの時に急激に増加した。以前はお金持ちのスポーツというイメージがあったが、我々のような庶民でもゴルフを楽しめるようになった。バブルがはじけた後もゴルフ人気はあまり衰えを見せない。プレー代が安くなったせいもあるのだろう。ゴルフ場によっては1万円出せばプレーできるところもある。それでも外国に比べるとまだまだ高い。マレーシアにいる友人は1R2千円程でプレーできると言っていた。
 それはさておき、1年振りのゴルフの話。五月晴れの爽やかな風が吹く中、1番ホールのティーショットはナイスショット、のはずだった。が、当日は朝からあいにくの雨、傘をさしてのプレーになってしまった。午前はショットは安定しなかったがパットは好調で、10mを超えるロングパットを2回もカップイン。気持ちよかった。昼食は1600円の「ヒレカツ御膳」。ゴルフ場の食事はどれも高い。かといっておにぎりじゃあね。何と言ってもここはゴルフ場なんだから。午後は雨も強まり風も出てきて情けない気持ちでのプレーで、苦しいラウンドとなったが、最後にニアピンが取れてガッツポーズ。結局スコアは100を切ることは出来なかったけれど、この天気としてはよくまとまった方かな、と自己満足。
 ゴルフを始める前は、僕のスポーツのカテゴリーにゴルフは入っていなかった。ところがいざ自分でプレーしてみると、ゴルフは立派なスポーツであり、しかもかなり高度なスポーツであることが分かった。フィジカル面は言うまでもなく、強いメンタリティを必要とする、自分自身と、そして自然との戦いの場なのだ。ボールに向かう時、周りには誰もいない。自分とボールと緑の芝生が一体となる瞬間である。でも打ち終わった後はいつも「行き先はボールに聞いてくれ」なんだけれど…。     


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