ROUTE134
(隼 志朗)
◆湘南シーレックス
今年もまたプロ野球のシーズンが始まる。セ・リーグは圧倒的な戦力を誇る巨人が独走、パ・リーグは昨年の覇者ダイエーと巻き返しを図る西武が優勝争いをするというのが、大方の予想である。まあそうだろう。僕は子供の頃から巨人が好きだったが、今は熱烈なファンという程ではない。松井がホームランを打って、上原が完封、などとなればその夜のビールは確かに美味しい。巨人が負けても、多少不機嫌にはなるけれど、「また長島サンの采配ミスで負けた」となれば、それはそれで納得して寝てしまう程度である。 僕が思う理想的なプロ野球の楽しみ方は、まず、応援するチームがあること。できれば地元のチームがいい。そして出来る限り球場まで足を運ぶこと。僕は普段はもっぱらカウチポテトで、家でナイターを見ることが多く、去年は一度しか球場へ行けなかった。横浜対巨人戦で、高橋(由)が決勝3ランを打った試合だった。スタジアムの雰囲気はテレビでは決して味わうことはできないのである。 もう一つ欲を言えば、野球はナイターではなくデーゲームで見たい。昔は結構デーゲームがあったと思う。明るい太陽の光を浴びて、芝生の上に横になり、ビールを飲みながらのんびりと野球を楽しむ。野球は本来そういうスポーツなのだ。 そんな理想を叶えてくれそうなチームがあった。「湘南シーレックス」である。「湘南シーレックス」はご存知のように横浜ベイスターズのファーム、いわゆる二軍チームである。しかし昨年から今までとは根本的に異なるチームとなった。二軍が独立し、名称も変え、地域と密着した日本プロ野球界初のチームなのだ。スポンサーがつき、関連グッズが売れ、観客動員も大幅に増えたそうだ。 そして本拠地は地元横須賀スタジアム。ここは以前、追浜球場と呼ばれ、主に夏の甲子園の神奈川県予選の会場として使われていた。僕も高校時代、授業をサボって母校の応援に行ったことがある(勿論ビールを飲みながらの応援などしなかったが…)。今は観客席も増え、すっかりきれいになっている。熱烈なファンは一塁側のスタンドで、家族連れは芝生席でお弁当を広げて応援と、いろいろな楽しみ方ができる。芝生席ならカップルが多少いちゃいちゃしていても許せるし。安上がりな家族サービスやデートになることはまちがいなし!? 今年は4月1日午後1時の対巨人戦が横須賀スタジアムの開幕戦。できる限りスタジアムまで足を運び、青空の下、野球本来の楽しさを味わってみたい。 湘南シーレックス → http://www.baystars.co.jp/ ケータイで公式戦全試合「ベイスターズ速報」 プレイガイド→ルトラン横須賀中央(京急横須賀中央駅3F)ほか 湘南シーレックス・シーズンパス 10,000円(税込) 湘南シーレックス横須賀友の会 Tel.045-681-3008