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◆宵まち小町の「音にくらくら」
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【雅楽の貴公子】
東儀秀樹
東儀秀樹にこの頃心奪われている。
きっかけはただのミーハーで、NHKのドラマ『ルージュ』に出ていて、かっこよかったから。飛鳥時代から続く雅楽の家系というだけで「血が違う」と思う。雅楽なんて神前結婚式の時のアレねっていう程度の認識で、笙などの和楽器は、昔のドラマ『不良少女と呼ばれて』で知ってはいたけど、その音色を聴いても、正直言って「?」なのだが…。
雅楽師=カタイ人という感じがするけど、実はお洒落でおちゃめ。カメラ・車・時計集めにスキューバやサーフィン…と多趣味でイラストも上手。エッセイでは、星の王子様にでてくる<うわばみ>の置物を貰い、その中にちゃんと<象>が入っていたという話を嬉々と語ったりする。トレードマークは黒い服。それにレザーパンツ…と今風のセンスなのに、いざ、笙や篳篥(ひちりき)をかまえると、烏帽子をかぶり、狩衣を身につける。その雅な姿は、平安貴族がタイムスリップしてきたよう。「月がきれい、花がきれいだと言っては管弦の遊びを楽しんでいたその典雅な気持ちを、今の世にも忘れてはいけない」とHPで言っている。この両方の感覚のバランスのよさが彼の一番の魅力かな。
作曲家としても、雅楽と現代音楽の融合に挑戦している。レコード大賞企画賞2年連続受賞の『葉っぱのフレディ』、『TOGISM2』等CDも多数アリ。ただしヒーリング系だけに穏やかで眠くなります…。