三浦半島シニアネット・すばるの仲間はメールでお話するのが大好き。もっと好きなのはネットをはずれて会うオフ会。ハイキングなどに参加したあとは、メールが更に楽しくなる。
今回のオフ会の提案者は「すばる」管理人のMさん。『最近、久里浜\大島間に高速船が就航したから、大島へ行こう。車を借りて島を廻ろう』と。Mさんは大島が好きで、島にくわしいので、最高のガイドさん。すぐに8名の参加者が決まり、まだ暑い頃から予定を立て、船便、民宿、車の段取りをつけて頂いた。メーリングリストはこういうやりとりには最高に便利だ。
9月28日(土)はあいにくの雨。8時30分、久里浜港から東京客船「ふじ」で出航、9時59分、伊豆大島岡田港に到着。雨もなんのその、車で島の一周道路を走り、波浮港、郷土資料館、ダイナミックな間伏地層切断面を見学。
島の人はやさしい。郷土資料館や貝類博物館では、そばについて説明して下さるし、民宿のご主人からはエビヅルの実の果実新酒や手作りのリスのキーホルダーを記念にいただいた。
同行のNさんには、先の大戦の戦友との57年ぶりの再会、強者どもの夢のあとを訪ねる旅でもあった。旅の間その終戦秘話を聞いて驚いた。アメリカは大島に上陸して、島を足がかりに本土上陸を図るだろうと、大島防衛のためにNさんたち野戦砲隊は、日露戦争で使用した大砲を横須賀から大島の二子山の上へ苦労してかつぎ上げ、砲弾も改造し、応戦の用意ができたところで終戦。仲間たちは故郷に復員し、一人は大島のアンコと結婚して大島の住人になった。
旅の後、Nさんはメールに「お陰で戦後57年の間、心に懸かっていた大島在住の戦友との再会を果たし、私の戦後が終わったことを感謝したい」と書かれた。
2日目はなんと予報大ハズレのよい天気。早速、三原山へ。噴火口をのぞきこみ、溶岩流を観察し、三原山が多重火山であることを実感。展望台からは富士、利島、新島も遠望できた。
帰路は16時45分岡田港発。棚引く雲の隙間から夕陽の光芒が海を照らす。やがて洲崎、剣崎の灯台の光が点滅し始める。船旅が楽しくて、短すぎるほどだ。
東京客船の久里浜│伊豆大島航路ができて、三浦半島の住人にとって実に便利になった。緑濃い椿の島へほんの90分。今回のオフ会でそのことを実感し、次はつつじか、椿の季節にしようかと今から期待している。